20101202

第9回ハロプロ楽曲大賞2010 アイドル楽曲部門(6〜10位)

前回の投票結果に引き続き、投票とは関係なく6〜10位をリストアップしてみます。

6. Negicco / ネギさま! Bravo☆

能天気な打ち込みサンバの曲調も最高ですが、Negiccoと縁の深い「トキ☆スク」のパーティ実話を元にしたという歌詞がまた泣ける。「君と作った キラッキラ☆の思い出は/何十年先の夏も また思い出すでしょう 」。自分にとってはWASSHOI WEEKENDの思い出でもあります。

7. SUPER☆GiRLS / NIJIIROスター☆

BPM95ってゆったりテンポに「I Want You Back」「Am I The Same Girl」「恋愛ライダー」と好きな曲の要素詰まりまくった純粋ポップスではっとさせられたデビュー作。しかしスパガはその後の曲を聴く限り、avexらしからぬブリブリのグループアイドル路線でいまいちピンと来てない。まあそんなこともあるでしょう。

8. Twinklestars / Dear Mr.Socrates
http://www.ldandk.com/twinklestars/disco-101128.html

アミューズ「さくら学院」プロジェクトから「さくら学院バトン部」として登場したユニットですが、これ時期が違えばトップ5入りもありえたかも? な11/28発売作。沖井礼二節炸裂の疾走感あるピアノロック、というかようはCymbalsの「My Brave Face」なんだけど、品行方正なキッズボーカルで別次元に。

9. JK21 / FOOTMAN

四つ打ちなんだけど曇りのち晴れ、的な地味ーな盛り上がりがじわじわ続く良い曲。「ああもう好ーきーだー!」って歌詞に合わせてメロディラインが下降していくうつむき感が胸にくる。アルバム『ちゃうねん。』は他にも「CHU♥天閣」「ちゃう×3」などコンパクトなポップスが揃った名盤だった。

10. 仙台美少女図鑑・歌組 / 七夕には逢えるね。 ~杜の都からエール~

仙台のご当地アイドル。これも地味ーな盛り上がりを見せるピコピコ四つ打ち。本作所収のアルバムではカズシックprod.「美少女観光図鑑RAP」もゆるい女子ラップの名作。そういえば今年は佐々木希、SKL39、tengal6と、女子アイドルゆるラップも激戦区でしたね。


……と書いてきたところで、恵比寿マスカッツも私立恵比寿中学も入ってないのに気付く。べつに恵比寿に恨みがあるわけではありません。アイドリング!!!も「砂時計」「Iのスタンダード」「GO EAST!!! GO WEST!!!」など主にアルバムやB面にイイ曲があったし相変わらず楽曲のアベレージ高かったと思うけれど、まあそれを越えるインパクトの盤がいろいろあったのが2010年だなー、という感じがいたします。バブル期の意義は裾野の豊かさなり、ということで。