20110720

LinQ from 福岡

福岡ローカルの「LinQ(リンク)」は僕がいま最も観たいアイドルグループ。周りではたしか今年の博多どんたくに遠征してたレオナ君が最初に騒ぎはじめて、まずYouTubeに上がっていたこれを見たわけですが。

▼‪"LinQが踊ってみた" ハジメマシテ‬

もうとにかく真ん中の子がちっちゃい、かわいい! っていう第一印象で、まあ高木悠未さん(ゆうみん)がかわいいのはともかく、ベースがよく動く生のバンドサウンドというのもポイント高かった。

調べてみると今年4月のデビュー時点で10曲のオリジナルを揃えていたらしく、YouTubeで公式に上がってるダイジェスト版を聞いてみるともうこれがどれもこれも素晴らしい。Twitterモチーフの歌詞が衝撃的な「なう。」や「‪FOR YOU‬」など、今どきの“打ちやすそう”なアイドル曲を押し出す一方で、Perfume以降的な四つ打ちの「さくら果実」「shining star」なんかもきっちり押さえたレパートリー。

でも本当に心奪われたのは、ラップも入ったミディアム曲「‪きもち‬」とか「‪let's feel together‬」「夏magic」あたりの爽やかなソウルテイストだったり。

▼‪LinQ "let's feel together" LivePV FullHD‬


もう、現代アイドルポップスの好きな要素が詰まりまくっているという印象なんですよね。制作はやはり地元福岡のビーグルクルー、isisというバンドが中心。ちなみにLinQは30人近くメンバーがいて、年長組と年少組にユニットを分けた演出を行っているのも、こうしたバリエーションの豊かさにつながっているようです。

福岡はここ1年ほどで急速にシーンができあがりつつあるようで、LinQの小野社長ももともとは「HR」という別グループの立ち上げメンバーとのこと。6月24日には福岡のアイドルを集めて「FLAP❤アイドルFUKUOKA」なるイベントも開かれたと。そのFLAPの模様の一部がこれ。

▼CQC's / ゆるふわWeekend

たまんないですよね。LinQだけじゃないのかと。これだけのグループを地元だけで調達できる福岡って一体なんなんだ! という驚きがある。

  ★  ★  ★

そんなわけでどうにか出国前に観ておきたいなーと思い、24日に福岡行きのスターフライヤー取りました。

ハジメマシテ、LinQ。

7/14 thu

夜にUstreamで「LinQの絶対アイドル宣言 パート2」。基本はトーク番組だったけれど「shining star」の公演映像がフル尺で流れた。

7/13 wed

終日柏の自宅ですごす。

20110717

7/12 tue

夜、衛星劇場で『転校生』がやってたのでごはん食べながら観る。尾見としのりと性別入れ替わって鏡見た瞬間、当時16歳の小林聡美がいきなりおっぱいを露出するショック演出。話が進むにつれ二人の役者が明らかに日に焼けて行くのが見えて、実人生の青春の時間とのリンクを意識させられる。日に焼けた小林聡美はLovefoxxxみたいでかわいい。

7/11 mon

母と一緒に土浦の祖父母を見舞う。途中、牛久沼の鶴舞屋さんでうな重と焼き鳥。車でないと通らない場所にあるのでずいぶん久々だった。というか十何年ぶりだろうか。美味しかった。

介護のために土浦に残る母をおいて一人常磐線で帰宅。教育テレビの「きょーこ先生の空想保健室」、ふたを開けたら私立恵比寿中学の番組だった。

20110713

7/10 sun

すごい猛暑。引き続き柏で過ごす。

『ヘッド博士の世界塔』発売20周年だったようで。91年の初夏、僕は高校1年で、駅前にできたばかりの「AVANT」(現・ディスクユニオン柏店)に通い詰めていた。輸入盤と中古盤が安く買える店が自宅と高校の近所になかったら、絶対にネオアコとか80年代の音楽とか好きにならなかっただろう。

ちなみにそこでその夏毎日会ってたのが柏在住時代のシゲミさんだったりする。「フリッパーズの新しいの聴いた? おれアルバムとしてはオリジナル・ラブのメジャー盤の方が好みかもしれない……」とかそういう会話を普通にしていた記憶。

7/9 sat

夜中起きてて『輪るピングドラム』初回を見ていたらドイツの妻からSkype着信。時差は7時間差で、あちらが遅い。現地での家がさっそく決まったとのことで、住所を送ってもらいGoogle Mapsのストリートビューで確認する。ビデオ通話で対面で喋りながら、ネット越しに立体写真で外観確認して、使ってるのは向こうもこっちもノートパソコン1台だけとか、まあなんか今さらだけど未来ですね。

そしてピングドラムは素晴らしかった。見た目がドヒャーとサイケになるけど物語は骨太で教育的、っていうウテナの好きなとこをきっちり予感させる初回だった。アニメすっかり見なくなっちゃったけどこれは継続。

20110712

7/8 fri

終日柏で自宅作業など。

カレーの店・ボンベイ(http://www.sabosabo.com/bombay/)が復活したというので行ってみる。入居先のビルの立て直しに伴い2005年に一時休業、のはずがそのまま閉店という衝撃展開を経て、2008年にはマスターが亡くなってしまう。その後残されたスタッフで通販オンリーや喫茶店での間借りといった限定的な場所でじわじわ復活してきたが、このたび柏神社の近くのバス通り沿いにめでたく店舗復活に至ったというもの。

迷わずカシミール(900円)を注文。カレーも激辛グルメもほとんど趣味にないけど、これだけはなんかたまに食べたくなるんだよな。高校時代にも仲間内で散々言われたことだが、これはカレーというよりカシミールって名前の食べ物、という感じがする。

サーブされたカシミールは、記憶にあるより少し赤みがかかってた印象。あとニンニクかな、スパイスの香りがそれと判別できてしまったかなー、という感じで、十分美味しかったけれども先代の神秘的な味を完全再現という訳にはやっぱりいかないのかなあとも。まあ前回食べたのが休業前に一度行ったきりとかなんで、もっと食べつけていた人と感想を摺り合わせて検証してみたいという気もするけれど。

7/7 thu

SlingboxにHDDレコーダーもつなぐ。これでドイツから日本のテレビをネット越しに見る環境がほぼ完成。

「スカパーHD!録画」がコケる現象が発生。「現在番組録画」を試しても、「録画準備中。」と出たまま止まってしまう。録画先のブルーレイDIGAでは、準備を示すランプは点滅するのだがその先に進まない。パナソニックのサポートに電話したが、ハードの接続もネットワーク設定もすべて問題なし。

うーんとなってスカパーに頼ったら、スカパーチューナー側のリセットボタン(カード挿してるとこにあるやつ)を押すことで解決した。解決っていうのかなこれ。ソフトウェア駆動だとこういうわけわかんないトラブルが嫌なとこありますね。

M-ONでトマパイ新曲PV初披露。けっこう踊ってるショットが中心で意外だった。前髪下げたHINAちゃんが少女っぽく、痩せたWADAちゃんがえらいシャープな美人ぽくなっていた。当初のイメージと逆転してきてる、とか。

▼Tomato n' Pine / なないろ☆ナミダ

7/6 wed

都内に用事があったのでついでに中野ロープウェイ詣で。いいTシャツ2枚とグレーonグレー/ホワイトonオレンジのGAGAバッグ1個。

Slingboxで日本のテレビを海外で見る

ドイツ移住に向けて、快適な在宅活動環境を維持すべく導入したのが「Slingbox」という機械なんですが。インターネット越しにHDDレコーダーやスカパーの実機を遠隔リモコン操作して、フルHDで映像を見られるというもの。

Slingbox 公式サイト
http://www.slingbox.jp/


設定に成功すると、図のようにブラウザ経由でどこからも日本のテレビが見られるようになります。Slingbox側が対応した映像機器であれば、リモコンがドーンと表示され、クリックしてそのまま操作できる。

レスポンスは快適とは行かないが、なかなか衝撃的な見た目ですね。フルスクリーン表示とかもできて、苦肉の策と呼ぶには十分すぎるクオリティの映像・音声が楽しめると思う。

入力は2系統あるので、うちではスカパーチューナーとHDDレコーダーを接続しました。映像信号はそのまま赤白黄とかSビデオとかD端子(→コンポーネント端子)からケーブルで引っ張るだけ。

リモコン操作については、Slingbox側に発光体のついたケーブルがあって、これを操作したい機器のリモコン受光部にテープで留めるだけです。実にアナログな仕組みだけど、これでもともとのリモコンのフル機能使えるんだから便利。

ちなみにリモコンデータは、Slingboxが公式に対応していない最新機器でも、解析データを有志がアップしていたりするようです(http://slingboxfan.com/)。あるいは型落ち機種のリモコンをそのまま使えたりとか。うちのスカパーチューナーも本来未対応な「SP-HR250H」でしたが、「SP-HR200H」用のリモコンデータがそのまま流用できています。

設置するときの関門としては、ルーター側でポートフォワーディング(ポート開放)が必要です。まあこのへんは、ルーター名とポート開放でググったら、P2Pがらみの解説サイトが出てきてだいたいわかるでしょう。

  ★  ★  ★

というわけで柏の実家に設置してから数日経ちますが、ドイツからも無事視聴できているとのこと。それにこれ、家庭内の別の部屋からちょっとテレビ見たい場合とかにも普通に便利。すごくクオリティのいいKeyHoleTVって感じで、国内にいても便利に使えそうです。

あと直接Slingboxとは関係ないけど、移住に伴いスカパーも新規契約だったので、むしろこれまでよりも在宅環境が充実してしまいました。国外からエンタ!371ばかり観ないように気をつけたいと思います……。

20110711

7月中のイベント予定

8月に出国する前に、渋谷の喫茶SMiLEさんにて2本催しがあります。どちらも気楽な会なので、お会いできたら嬉しいです。

7/17(日)「(More of) Widescreen」は、シンガーソングライターの関美彦さんと、インスタントシトロンの片岡知子さんが歌ってくださいます。関さんとは、坂本寛くん経由で何度か日曜SMiLEをご一緒させていただいたご縁でして、出国前に何かやりましょう、と言ってくださったので久々にWidescreenのタイトルを引っ張り出してきてみました。

ちなみにWidescreenは、今は亡き下北沢REVOLVERで、お店の閉店に伴い終了したリスニング系の会というか、レコキチ発掘報告の場というかです。もう終わってから6年も経つんですね。

翌週7/23(土)の「T-BREEZE」は、kaname partySOSという僕も大好きなパーティの選曲者が集結します! タイトルからしてチャラいですが、kanameやSOSのホームパーティっぽいシェア感が出たらなあ。

よろしくお願いします。


(More of) Widescreen
2011.7.17 sun 18:00-23:30
@SHIBUYA SMiLE (http://www.udagawasmile.com/)
DJs: 瀧坂亮、藤井陽一、鈴木克巳、木村浩章、坂本寛
LIVE: 片岡知子 c/w 関美彦
Information: http://twvt.us/widescreen

T-BREEZE
2011.7.23 sat 14:00-20:00
@SHIBUYA SMiLE (http://www.udagawasmile.com/)
300yen+1breeze

navigators:
takisaka
sakakibara
sawadadaisuke
saimaru
4N

Information: http://teebreeze.tumblr.com/

20110709

7/5 tue

早寝早起きで柏3日目の朝。届いた荷物の整理や環境再構築で手を動かす作業が依然として多いが、合間にちょこちょこネットも見られるように。起き抜けに見たbump.yの新曲が素晴らしい。KARAのプロデューサーであるsweetuneことハン・ジェホ&キム・スンスのコンビが手がけたもので、嬉しいことに往年のKARAの甘酸っぱいぶりっ子路線を思わせる曲調。自分はK-POP一般じゃなくて、KARAとこのチームのこういう路線が好きだったんだよなー、と再認識する。

▼bump.y / Kiss!

曲そのものは80sのMTVヒット風というかシンディ・ローパーの「ハイスクールはダンステリア」なんだけど、ヒップホップ的なテイストとか、今風のサウンドプロダクションが絶妙に施されていて、彼らのこういう「洋楽」の消化の仕方に自分は魅力を感じていたんだよなー、と。

7/4 mon

妻の出発の日。ホテルで起床し、9時ごろ送迎バスで空港へ向かう。妻の友人が数人見送りに来てくれるが、特に湿っぽい展開などもなく、別れは実にあっさりしたものであった。さすが態度のデカさで仲間内から「社長」とあだ名されているだけある……。ひとり成田線経由で柏に帰宅。

帰宅後ネット周りの環境を整える。夕方ようやくそれなりに使える状態になったところで、久しぶりにパソコンのブラウザからTwitterを見たり。よく考えたら、常時接続環境に戻るのは金曜深夜から3日ぶりくらいだ。なんにも追えてない。けど、ネット上のリアクションの連鎖から切断された気楽さを久しぶりに味わう。

7/3 sun

柏行きにした引越荷物の受け取りということで、朝9時にはまた業者にたたき起こされる。7月中に使うレコード4箱、CD3箱、その他重要書類や生活雑貨などしめて33箱分。受け取りを済ませ、自分は元の住居の退去立会いをするためふたたび学大へ。カーテンもなくガランとして明るい元・我が家で、書類にサインするともうおしまい。業者に見送られて部屋を出ていくのがなんか変な感覚だった。

渋谷でお使いを済ませて柏に戻ると、翌朝のフライトに向けて妻がすっかり旅支度を整えている。夕飯を済ませ、母の運転で成田空港にいちばん近いホテルへ。行って初めて気づいたが、宿泊先の「成田エアポートレストハウス」は空港港内にあるため、途中で検問がある。ゲートを車両で通過しながら、ヨーロッパの国境ってこんな感じだろうか、と思うなど。自分も付き添って一泊。

7/2 sat

9時に引越業者を迎える。梱包はお任せなんだけど、家財道具を倉庫保管、ドイツ行きの航空便、柏の実家送り、の3パターンに仕分けなければならないため、結局完徹で作業。7月にも少しDJ予定があるので、レコード、CDは最低限使いそうなものだけをざっくり柏に残しつつあとは倉庫送り。

海外引越しということで梱包が異常に丁寧で、エアークッションや紙で厳重にくるむので思ったより時間がかかる。また倉庫と航空便の物品は全部保険をかけるのでリストアップして値段を書かされた。

結局預けるものをすべて預け終わったのは20時過ぎ。ヘトヘトな状況で食べた学大最後のメシはまさひろ珈琲店のビーフカレーでした。うまかった……。

母の運転で夫婦2人柏に着いたのは24時ごろだったか。後述する「日本のテレビをドイツで見る」ために必要な環境づくりに手をつけてしまったりし、寝たのは2時頃とか。

7/1 fri

最終出社日。学芸大学の住まいも引き払い、これから8月あたまのドイツ行きまで、柏の実家で在宅仕事で続けることに。月曜には一足先に出国してしまう妻も最後の送別会で忙しいようだったので、夕飯はひとり浅野屋に寄り学大の町との別れを惜しむ。翌朝には引越しのトラックが来る。

会社のデスクを片付けていたら、懐かしいものが出てきた。2009年11月23日池袋東武屋上、未来へススメ!ツアー(新秋ジャイアントツアー)のほんとのファイナル。自分は握手3人分とサインが済んでから会社に戻ってしまったため最後を見届けていないが、イベントは18時過ぎまで延々引っ張った挙句、最後にファンの円陣でももクロちゃんを囲み乾杯をやったという曰くつきの日ですね。