8月3日にデュッセルドルフに来てから、はや3週間が経ちました。
7月は海外移住に伴うもろもろの準備やら、会うべき人に会う用事やらでどんどん埋まって行き、あまつさえLinQをいまこの目で見ようと博多に行ったり、新潟の海の家に友だちに会いに行ったりしていたので余裕がなく。またこちらに来たら来たでなんやかやと公的な手続きやら生活環境の再構築で日々の予定が埋まっていきまして、気がついたらもう3週間。という感じです。
なんとなくペースをつかんで余裕が出てきたのは、ちょうど先週半ば、2週めも終わる頃だったと思う。日本から送った引っ越し荷物もすべて届いて、なにより17日の水曜日になってようやく自宅のADSL回線が開通したのが大きかった。まあ、いかに生活面・精神面でネットに依存しているかということでもあるけれど。
気候はわりと不安定で、蒸し暑い日があるかと思えば、8月と思えないくらい寒い日もあったりです。風は涼しいけど陽射しが強い、という感じで、服装の選択がわりと難しい。
時差はいま夏時間で、日本時間から7時間引いた時間になります(10月の最終日曜日を過ぎると8時間差になる)。こちらの朝9時が日本の16時、昼の12時が日本の19時、夜の22時が日本の早朝5時、という感じ。思ったよりも活動時間が重なっているので、Twitterなんかを見ていると不思議な気分になる。
緯度的には北海道の宗谷岬よりも高いので、夏と冬とで日照時間にかなり差があるようです。着いた頃はだいぶ夜になるまで明るくて、22時台になってようやく暗くなってくるという感じだったけど、冬には16時台にはもう日が暮れてしまうのだとか。
家はデュッセルドルフ中央駅からすぐ近くの場所です。日本領事館のあるイマーマン通りというところに、日本人や韓国人向けの店が多くあって、うちからも歩いてすぐの場所にあるので過ごしやすい。インスタントラーメンや米、しょうゆやだしなんかもまあ許せる値段だし、日本の週刊誌や新書、文庫なんかも、限られたものだけど手に入ります。
というか、デュッセルドルフは街の中心部がけっこう狭いので、徒歩でもそれなりに回れてしまう。路面電車と地下鉄が非常に細かく頻繁に走っていて困ることがない。交通はとても恵まれていると思います。
言語の問題も、買い物なんかは自分の拙い英語でもほぼ問題がない。せっかくなのでドイツ語も学習して帰ろうと思っているけれど、積極的に現地人と交流する機会を作らない限り、おそらくこのままの語学力で帰ることになるんだろうな、という予感があります。
というわけで、3週間目のざっくりした総論はそんなところ。
具体的なエピソードはまた追って書いてみたいと思います。