20101008

10/7 thu

dommuneにEP-4。25年ぶりに公に姿を見せたという佐藤薫や、川島バナナといったメンツが自作を解説した貴重な放送。思想的なものを抜きにしてしまえば、曲は近年コールドファンクとか言われるタイプの踊れるニューウェイヴで、いま聴いてもかっこいい。佐藤氏のプロデュースしたというSADIE SADS、SARASVATI、Nubileといったバンドも、どれもレフトフィールドなダンスミュージックとして古びてないように思えた。

「僕のやったバンドのレコードは、DJにかけてもらうために12インチで出してたんです。25年前には、ほとんどかけてもらえなかったけど。だからいま、かけてください」。かっこいい。と同時に、佐藤薫の変で愛嬌のあるオジサンぶりに、往時の威圧感を知らぬ自分もなんとなく胸が熱くなる。声にエフェクトかけて「こういう声なんです」とかいって登場する微妙なスベり方含めてお茶目だった。