20111130

第10回ハロプロ楽曲大賞2011 アイドル楽曲部門

第10回ハロプロ楽曲大賞2011」の「アイドル楽曲部門」に今年も投票します。ポップスとしての出来の良さに加え、1票を投じたい、個人的な想いもある曲となるとそう数はなかった。

5. tengal6 / プチャヘンザ!

5月7日の「SEX CITY」、20人も入ればいっぱいみたいな小箱にぎゅう詰めの中で観た彼女たちは最高だった。夜遊びできる年頃のキュートな女の子たち、こういう枠のアイドルもありだろう。tofubeats詞曲の鮮やかな印象に、自分も出たIpopFAで初披露された思い出も加味して1票を。ビデオも素敵。

4. ももいろクローバー / ミライボウル

ミュージカル仕立てで天真爛漫な可愛さとアスリート的なパワーや絶倫のイメージを同居させた、彼女たちの魅力の集大成みたいな曲と思う。結果的に早見あかり脱退〜グループ改名前のラストシングルであり、ももクロがかろうじて「3B Junior」の一員であった時代の最後の曲にもなった。

3. Negicco / ガッター! ガッター! ガッター!

震災から8日めの3月19日、多くのアイドルがイベントを自粛・中止したりする中、決行された渋谷でのワンマンライブ。美しいこの街を守りたい……「東京は夜の七時」を下敷きにしたご当地特撮ヒーローのテーマソングなんてものに、心から感謝を抱き泣きながら聴き入る日が来るとは誰が予想しただろう。

2. 東京女子流 / ゆうやけハナビ

一定のスタッフでサウンド面の一貫性を保ちつつ、成長期のアイドル性も持つ女子流は、今年も乱世の中のオアシスのようだった。シングルA面では背伸び路線を押してきているが、初恋の体感時間がドキドキでスローモーションになってるこの曲に個人的には特に魅力を感じる。あぁ、ちょっとだけ待って。

1. LinQ / ハジメマシテ

YouTubeで聴いた公演曲に恋をして、渡独前の7月に駆け込みでたまらず福岡まで飛んだ。1曲目、客に背を向けて登場したメンバーがくるりとこちらを向いて「ハ!ジ!メマシテ!」。飽和しているように見えてまだまだこんなフレッシュな出会いがあるんだから、アイドルポップスはやめられない。


追記:6〜25位についてはこちら

20111128

GarageBandパーフェクトレッスン

10月末に、編集制作を担当した書籍『GarageBandパーフェクトレッスン』が発売になりました。1カ月が過ぎ、解説動画やサンプルなどが出そろったので、改めてご紹介いたします。
『GarageBandパーフェクトレッスン
10分でオリジナル曲ができるDTMカンタン作曲術』

著者:オブスキュアインク+PsycheSayBoom!!!
(リットーミュージック)

本書は、基本的にはMacに同梱されている作曲ソフト「GarageBand」のマニュアル本です。

GarageBandは、演奏や音楽理論の心得がなくても、ソフトに内蔵された演奏パーツの組み合わせで曲が作れてしまう面白いソフトです。本書では、初めてGarageBandを触る人でも曲を完成できるように、その基本的な操作を一通り解説しています。

さらに、GarageBandで既成曲の「リミックス」を行うというより高度な方法を紹介しているのが、類書にない特長です。

となると、サンプル楽曲とリミックス作例が重要ですね。そこで今回は、実際にGarageBandでさまざまなリミックス/エディット作品を制作しておられる、「ダクトさん」ことPsycheSayBoom!!!(再結成ブーム)さんにご協力を仰ぎました。特に、リミックス手法を紙面と動画で解説したPart 7が目玉です。

手持ちのMacとこの本があれば、すぐに曲作りがスタートできます。


●サンプル曲は3種類
操作が簡単といっても、どの程度の曲ができるのか。
まずは以下のサポートサイトで、3曲のサンプル曲を聴いてみてください。
http://www.rittor-music.co.jp/gband/

  1. チュートリアル・データ01:GarageBand内蔵のループ音源だけで作ったもの
  2. チュートリアル・データ02:内蔵ループ音源で組み立てたトラックに、ギターの生演奏を加えたもの
  3. 既存の楽曲のリミックス(the SHUWA「Let Me Be Your Light(PsycheSayBoom!!! remix)」)

Aは、ありあわせの素材から、組み合わせと編集のテクニックで曲をブラッシュアップしているところがポイントです。

Bは、Aと同様に内蔵音源オケを作ってから、エレキギターをMacに接続して録音したものです。特に高価な機材などを使わず、Macにケーブルを直接挿して、GarageBand内蔵のエフェクトなどで音を整えて録音されています。GarageBandは、このようにハードディスクレコーディングにも使えるわけです。

以上のA、Bのサンプル曲は、GarageBandで開けるプロジェクトファイルもダウンロード提供しています。データの作り方の参考にしてください。


●GarageBandでEDIT&REMIX!
さて、本書の目玉となるのが、Cの「既存の楽曲のリミックス」です。
Part7は「GarageBandでリミックスに挑戦!」と題して、ダクトさんによるリミックス制作の工程を紙面と動画で解説しています。

原曲:the SHUWA「Let Me Be Your Light」(→iTunes Store
今回はロックバンドのthe SHUWAさんの曲を正式にお借りし、これをダクトさんにリミックスしていただきました。バンドサウンドの原曲に、リズムやシンセを加え、さらにダクトさんの一流の「エディット(EDIT)」と呼ばれる手法を駆使しながら、ダンスミュージックとして再構成していきます。

仕上がりを聴いてみてください。こんな作業が、すべてMac同梱のソフトでできてしいまう、というのがミソですね。


解説動画は全6本あります。ダクトさん自らが、紙面ではわかりづらいポイントに絞って、実際のGarageBandの作業画面を見せながら秘伝のテクニックを解説してくれています。

【01】曲を通して聞く
【02】歌い出しのエディット
【03】声のエディット
【04】デックストップエフェクトのシミュレーション
【05】伸びる音をスイッチングのように切る
【06】ドラムブレイクと掛け合わせる


これを観るだけでも、GarageBandの可能性と面白さが伝わるのではないでしょうか?
興味を持たれた方は、ぜひ本書を手にとって、操作を学んでください。

『GarageBandパーフェクトレッスン』、よろしくお願いいたします。


※次回は、本書が生まれた背景でもある「エディット」についてや、ダクトさんがGarageBandでエディットを制作していくことになったある発見についてもお話したいと思います。

20111110

LinQの東京公演

福岡のアイドルグループ・LinQが今週東京に上陸中とのこと。
http://www.loveinq.com/
今週11月11日金曜日に新宿LOFTでワンマンをやるので、これはぜひお近くの方に観ていただきたいと思います。
曲がよい。メンバー構成がよい。それでいてなかなか観れません。
自分も渡独を直後に控えた7月末、「いまでなきゃ観れない」との焦りに背中を押されてたまらず福岡に日帰り遠征とかしてしまいましたが、その判断は間違ってなかった、と思っています。


●曲がよい(のにめったに聴けない)
そもそも尻の重い自分に航空券を買わせた要因は、YouTubeに上がっていたオリジナル曲がどれもこれも素晴らしく、しかもショートバージョンしかなかったからです。デビュー盤収録の「FOR YOU」や2nd「カロリーなんて」のような“MIXが打ちやすい”タイプの現代的なアイドルソングもそれはそれで良いのですが、子どもチーム(LinQ Qty)の歌うミディアム曲「きもち」だったり、特にパフォーマンスの核となるお姉さんチーム(LinQ Lady)のさわやかなソウル系の曲がもろに好みで。特に後者がまったくCD等で手に入らないのが痛い。行かなきゃ聴けないわけです。


●メンバー構成がよい
LinQのメンバーは、上は25歳の年長組「LinQ Lady」と、下は12歳の年少組「LinQ Qty」に大きく2つに分かれています。SDNやpre-diaみたいに大学生〜20代のフレッシュな色気のある年代と、さくら学院やももクロみたいに成長中の中高生が両方いて、それがそのまま見た目と曲のバリエーションにつながっている。高木悠未(ゆうみん、中2)の万年小学生のようなルックスやフリーダム過ぎる言動を楽しみつつ、リーダーの上原あさみやバスガイドでMC担当の深瀬智聖(ともに25)のカッコいいパフォーマンスに魅了される、等々。自分のように、「ちっちゃい子も観たいけど音楽はセクシーであってほしい」みたいな客にはちょうどいい混合具合なわけです。


●好きな5曲
まあこういうのは実際聴いてみてナンボでしょうから、YouTubeで聴ける個人的におすすめの曲を。


「ハジメマシテ」
インディーズ1stシングル。ベースがよく動く生のバンドサウンドにやられましたね。一部のアイドルポップス好きには既に今夏のアンセムのひとつだったんじゃないでしょうか。


「さくら果実」
年少Qtyチームの曲で、小首をかしげ手を振る振りも可愛い。Perfume以降を感じさせるエレクトロ系の四つ打ちですが、YouTubeにない終盤にもまたひと盛り上がりあるのでご注目。


「きもち」
今週発売になった2ndシングル所収。これもQtyチームが歌う、冬シーズンにぴったりっぽいラップ入りのミディアム曲。レパートリーにこういう曲調が生まれるとこに魅力を感じるわけです。


「夏magic」
公演中盤、スコールの音に導かれて始まるLinQ Ladyパートの最初を飾る名曲。残念ながら現在はやってないみたいだけど、夏のうちにこれ聴きたくて飛行機取ったところは確実にある。総合プロデューサーH(eichi)氏とも関係のある、YANAGIMAN氏の曲なのだとか。


「Pretty Woman」
LinQ Lady愛しいわー、ってこれ観て思った。振られた男を見返してやる的な、今どきのアイドルであんまりないタイプの詞ですね。


どうですかね。他にもいろいろあるので各自聴いていただくとして、YouTubeにある以外にも新曲が続々とできているようです。僕がまだ生では観てない新曲の「手をつないで」とか「wake up」、しっとりしたシャッフルの「雨にぬれても」(タイトル!)などなど。東京初ワンマンではこの辺もやるのかな、正直うらやましいですが。またインストアとかもいろいろあるみたいなので公式をチェックしてみてください。

TOWER RECORDS presents “LinQ” TOKYO FIRST ONEMAN LIVE「ハジメマシテ」
http://www.loveinq.com/blog/2011/11/11/3150.html
日時:2011-11-11, 金曜日 19:00 -
場所:新宿LOFT
料金:2,000円(税込) ※1ドリンク500円別

20110825

デュッセルドルフ3週間目

8月3日にデュッセルドルフに来てから、はや3週間が経ちました。

7月は海外移住に伴うもろもろの準備やら、会うべき人に会う用事やらでどんどん埋まって行き、あまつさえLinQをいまこの目で見ようと博多に行ったり、新潟の海の家に友だちに会いに行ったりしていたので余裕がなく。またこちらに来たら来たでなんやかやと公的な手続きやら生活環境の再構築で日々の予定が埋まっていきまして、気がついたらもう3週間。という感じです。

なんとなくペースをつかんで余裕が出てきたのは、ちょうど先週半ば、2週めも終わる頃だったと思う。日本から送った引っ越し荷物もすべて届いて、なにより17日の水曜日になってようやく自宅のADSL回線が開通したのが大きかった。まあ、いかに生活面・精神面でネットに依存しているかということでもあるけれど。

気候はわりと不安定で、蒸し暑い日があるかと思えば、8月と思えないくらい寒い日もあったりです。風は涼しいけど陽射しが強い、という感じで、服装の選択がわりと難しい。

時差はいま夏時間で、日本時間から7時間引いた時間になります(10月の最終日曜日を過ぎると8時間差になる)。こちらの朝9時が日本の16時、昼の12時が日本の19時、夜の22時が日本の早朝5時、という感じ。思ったよりも活動時間が重なっているので、Twitterなんかを見ていると不思議な気分になる。

緯度的には北海道の宗谷岬よりも高いので、夏と冬とで日照時間にかなり差があるようです。着いた頃はだいぶ夜になるまで明るくて、22時台になってようやく暗くなってくるという感じだったけど、冬には16時台にはもう日が暮れてしまうのだとか。

家はデュッセルドルフ中央駅からすぐ近くの場所です。日本領事館のあるイマーマン通りというところに、日本人や韓国人向けの店が多くあって、うちからも歩いてすぐの場所にあるので過ごしやすい。インスタントラーメンや米、しょうゆやだしなんかもまあ許せる値段だし、日本の週刊誌や新書、文庫なんかも、限られたものだけど手に入ります。

というか、デュッセルドルフは街の中心部がけっこう狭いので、徒歩でもそれなりに回れてしまう。路面電車と地下鉄が非常に細かく頻繁に走っていて困ることがない。交通はとても恵まれていると思います。

言語の問題も、買い物なんかは自分の拙い英語でもほぼ問題がない。せっかくなのでドイツ語も学習して帰ろうと思っているけれど、積極的に現地人と交流する機会を作らない限り、おそらくこのままの語学力で帰ることになるんだろうな、という予感があります。

というわけで、3週間目のざっくりした総論はそんなところ。
具体的なエピソードはまた追って書いてみたいと思います。

7/23 sat T-BREEZE

出国前のパーティ月間第二弾は「T-BREEZE」。なんかこれはひたすら楽しかったというか、騒がしくパーティぽかった。喫茶SMiLEから向かいのイエローポップの閉店を翌日に控えたシチュエーションにて宇田川町の旧・レコ屋村の来し方行く末に思いをはせる。という意図があったかなかったのか、DJ5人中3人がアナログ中心のセットというのもここ最近では珍しかったような。

4Nさん念願の「kaname partyを外に持ち出す」という動機を実現するために、三十路にやさしい14~20時開催、フリーフルーツ、チャージ300円、といろいろホームパーティ感出る条件にもこだわって。VHSデッキを持ち込んで昔のBeat UKとかTOKIO HOT 100(テレビ版)、さんぴんCAMPなんかを流したり。最後ケーキ用意いただいたりしたのもうれしかった。また来年。

20110810

7/17 sun (More of) Widescreen

7月はなんだかんだで毎週末パーティ的なものがあり、壮行会的な意味でか旧い友人も多数駆けつけてくれて、そのどれもが忘れられないものになった。

  ★  ★  ★

一連のパーティの最初が、関美彦さんの呼びかけで実現した「(More of) Widescreen」。関さんとのなれそめなどは以前も書いた通りごく最近なのだが、タイトルには僕のわがままでかつて下北沢REVOLVERでレギュラーでやっていたころのものを使わせていただいたこともあり、大学時代のなつかしい友だちも集まってくれた。

DJ陣は旧Widescreenにゆかりのある方々(藤井さん、鈴木くん、キム、坂本くん)に登板いただいたのだけれど、ニッチなのに(僕が)ピンポイントで欲しくなる曲ばっかかけてくださってて、この感じめちゃくちゃ久々だったしやっぱりまたやりたいな。言わずもがなだけど、関さん、片岡さんのライブもたいへん素敵だった。

終電が終わってしまい、深夜もダラダラとお店に残ってレコードをかけたり。夜中の4時前、ワールドカップの決勝が始まったあたりでお店のお客さんが来て、お店のプロジェクターでパブリックビューイングに突入。正直大して興味がなかったんだけど……衝撃のプレイと結果は皆さんご存知の通り。さすがに盛り上がってしまった。

  ★  ★  ★

話は前後するけれど、イベントが始まる前には朝の10時ごろからタワレコに並んで、私立恵比寿中学を観たのだった。自分が日本にいる間でおそらく最後の「登校日」となったわけだけど、ここでもいろんな人にお会いした。お餞別をもらったりして、ほんとに嬉しかった。あややの曲にあるでしょう、「あだなしか知らない関係」って。あれです。「現場」でしか会わない関係。ちょっとだけ寂しい関係? そんなことないよね。

20110720

LinQ from 福岡

福岡ローカルの「LinQ(リンク)」は僕がいま最も観たいアイドルグループ。周りではたしか今年の博多どんたくに遠征してたレオナ君が最初に騒ぎはじめて、まずYouTubeに上がっていたこれを見たわけですが。

▼‪"LinQが踊ってみた" ハジメマシテ‬

もうとにかく真ん中の子がちっちゃい、かわいい! っていう第一印象で、まあ高木悠未さん(ゆうみん)がかわいいのはともかく、ベースがよく動く生のバンドサウンドというのもポイント高かった。

調べてみると今年4月のデビュー時点で10曲のオリジナルを揃えていたらしく、YouTubeで公式に上がってるダイジェスト版を聞いてみるともうこれがどれもこれも素晴らしい。Twitterモチーフの歌詞が衝撃的な「なう。」や「‪FOR YOU‬」など、今どきの“打ちやすそう”なアイドル曲を押し出す一方で、Perfume以降的な四つ打ちの「さくら果実」「shining star」なんかもきっちり押さえたレパートリー。

でも本当に心奪われたのは、ラップも入ったミディアム曲「‪きもち‬」とか「‪let's feel together‬」「夏magic」あたりの爽やかなソウルテイストだったり。

▼‪LinQ "let's feel together" LivePV FullHD‬


もう、現代アイドルポップスの好きな要素が詰まりまくっているという印象なんですよね。制作はやはり地元福岡のビーグルクルー、isisというバンドが中心。ちなみにLinQは30人近くメンバーがいて、年長組と年少組にユニットを分けた演出を行っているのも、こうしたバリエーションの豊かさにつながっているようです。

福岡はここ1年ほどで急速にシーンができあがりつつあるようで、LinQの小野社長ももともとは「HR」という別グループの立ち上げメンバーとのこと。6月24日には福岡のアイドルを集めて「FLAP❤アイドルFUKUOKA」なるイベントも開かれたと。そのFLAPの模様の一部がこれ。

▼CQC's / ゆるふわWeekend

たまんないですよね。LinQだけじゃないのかと。これだけのグループを地元だけで調達できる福岡って一体なんなんだ! という驚きがある。

  ★  ★  ★

そんなわけでどうにか出国前に観ておきたいなーと思い、24日に福岡行きのスターフライヤー取りました。

ハジメマシテ、LinQ。

7/14 thu

夜にUstreamで「LinQの絶対アイドル宣言 パート2」。基本はトーク番組だったけれど「shining star」の公演映像がフル尺で流れた。

7/13 wed

終日柏の自宅ですごす。

20110717

7/12 tue

夜、衛星劇場で『転校生』がやってたのでごはん食べながら観る。尾見としのりと性別入れ替わって鏡見た瞬間、当時16歳の小林聡美がいきなりおっぱいを露出するショック演出。話が進むにつれ二人の役者が明らかに日に焼けて行くのが見えて、実人生の青春の時間とのリンクを意識させられる。日に焼けた小林聡美はLovefoxxxみたいでかわいい。

7/11 mon

母と一緒に土浦の祖父母を見舞う。途中、牛久沼の鶴舞屋さんでうな重と焼き鳥。車でないと通らない場所にあるのでずいぶん久々だった。というか十何年ぶりだろうか。美味しかった。

介護のために土浦に残る母をおいて一人常磐線で帰宅。教育テレビの「きょーこ先生の空想保健室」、ふたを開けたら私立恵比寿中学の番組だった。

20110713

7/10 sun

すごい猛暑。引き続き柏で過ごす。

『ヘッド博士の世界塔』発売20周年だったようで。91年の初夏、僕は高校1年で、駅前にできたばかりの「AVANT」(現・ディスクユニオン柏店)に通い詰めていた。輸入盤と中古盤が安く買える店が自宅と高校の近所になかったら、絶対にネオアコとか80年代の音楽とか好きにならなかっただろう。

ちなみにそこでその夏毎日会ってたのが柏在住時代のシゲミさんだったりする。「フリッパーズの新しいの聴いた? おれアルバムとしてはオリジナル・ラブのメジャー盤の方が好みかもしれない……」とかそういう会話を普通にしていた記憶。

7/9 sat

夜中起きてて『輪るピングドラム』初回を見ていたらドイツの妻からSkype着信。時差は7時間差で、あちらが遅い。現地での家がさっそく決まったとのことで、住所を送ってもらいGoogle Mapsのストリートビューで確認する。ビデオ通話で対面で喋りながら、ネット越しに立体写真で外観確認して、使ってるのは向こうもこっちもノートパソコン1台だけとか、まあなんか今さらだけど未来ですね。

そしてピングドラムは素晴らしかった。見た目がドヒャーとサイケになるけど物語は骨太で教育的、っていうウテナの好きなとこをきっちり予感させる初回だった。アニメすっかり見なくなっちゃったけどこれは継続。

20110712

7/8 fri

終日柏で自宅作業など。

カレーの店・ボンベイ(http://www.sabosabo.com/bombay/)が復活したというので行ってみる。入居先のビルの立て直しに伴い2005年に一時休業、のはずがそのまま閉店という衝撃展開を経て、2008年にはマスターが亡くなってしまう。その後残されたスタッフで通販オンリーや喫茶店での間借りといった限定的な場所でじわじわ復活してきたが、このたび柏神社の近くのバス通り沿いにめでたく店舗復活に至ったというもの。

迷わずカシミール(900円)を注文。カレーも激辛グルメもほとんど趣味にないけど、これだけはなんかたまに食べたくなるんだよな。高校時代にも仲間内で散々言われたことだが、これはカレーというよりカシミールって名前の食べ物、という感じがする。

サーブされたカシミールは、記憶にあるより少し赤みがかかってた印象。あとニンニクかな、スパイスの香りがそれと判別できてしまったかなー、という感じで、十分美味しかったけれども先代の神秘的な味を完全再現という訳にはやっぱりいかないのかなあとも。まあ前回食べたのが休業前に一度行ったきりとかなんで、もっと食べつけていた人と感想を摺り合わせて検証してみたいという気もするけれど。

7/7 thu

SlingboxにHDDレコーダーもつなぐ。これでドイツから日本のテレビをネット越しに見る環境がほぼ完成。

「スカパーHD!録画」がコケる現象が発生。「現在番組録画」を試しても、「録画準備中。」と出たまま止まってしまう。録画先のブルーレイDIGAでは、準備を示すランプは点滅するのだがその先に進まない。パナソニックのサポートに電話したが、ハードの接続もネットワーク設定もすべて問題なし。

うーんとなってスカパーに頼ったら、スカパーチューナー側のリセットボタン(カード挿してるとこにあるやつ)を押すことで解決した。解決っていうのかなこれ。ソフトウェア駆動だとこういうわけわかんないトラブルが嫌なとこありますね。

M-ONでトマパイ新曲PV初披露。けっこう踊ってるショットが中心で意外だった。前髪下げたHINAちゃんが少女っぽく、痩せたWADAちゃんがえらいシャープな美人ぽくなっていた。当初のイメージと逆転してきてる、とか。

▼Tomato n' Pine / なないろ☆ナミダ

7/6 wed

都内に用事があったのでついでに中野ロープウェイ詣で。いいTシャツ2枚とグレーonグレー/ホワイトonオレンジのGAGAバッグ1個。

Slingboxで日本のテレビを海外で見る

ドイツ移住に向けて、快適な在宅活動環境を維持すべく導入したのが「Slingbox」という機械なんですが。インターネット越しにHDDレコーダーやスカパーの実機を遠隔リモコン操作して、フルHDで映像を見られるというもの。

Slingbox 公式サイト
http://www.slingbox.jp/


設定に成功すると、図のようにブラウザ経由でどこからも日本のテレビが見られるようになります。Slingbox側が対応した映像機器であれば、リモコンがドーンと表示され、クリックしてそのまま操作できる。

レスポンスは快適とは行かないが、なかなか衝撃的な見た目ですね。フルスクリーン表示とかもできて、苦肉の策と呼ぶには十分すぎるクオリティの映像・音声が楽しめると思う。

入力は2系統あるので、うちではスカパーチューナーとHDDレコーダーを接続しました。映像信号はそのまま赤白黄とかSビデオとかD端子(→コンポーネント端子)からケーブルで引っ張るだけ。

リモコン操作については、Slingbox側に発光体のついたケーブルがあって、これを操作したい機器のリモコン受光部にテープで留めるだけです。実にアナログな仕組みだけど、これでもともとのリモコンのフル機能使えるんだから便利。

ちなみにリモコンデータは、Slingboxが公式に対応していない最新機器でも、解析データを有志がアップしていたりするようです(http://slingboxfan.com/)。あるいは型落ち機種のリモコンをそのまま使えたりとか。うちのスカパーチューナーも本来未対応な「SP-HR250H」でしたが、「SP-HR200H」用のリモコンデータがそのまま流用できています。

設置するときの関門としては、ルーター側でポートフォワーディング(ポート開放)が必要です。まあこのへんは、ルーター名とポート開放でググったら、P2Pがらみの解説サイトが出てきてだいたいわかるでしょう。

  ★  ★  ★

というわけで柏の実家に設置してから数日経ちますが、ドイツからも無事視聴できているとのこと。それにこれ、家庭内の別の部屋からちょっとテレビ見たい場合とかにも普通に便利。すごくクオリティのいいKeyHoleTVって感じで、国内にいても便利に使えそうです。

あと直接Slingboxとは関係ないけど、移住に伴いスカパーも新規契約だったので、むしろこれまでよりも在宅環境が充実してしまいました。国外からエンタ!371ばかり観ないように気をつけたいと思います……。

20110711

7月中のイベント予定

8月に出国する前に、渋谷の喫茶SMiLEさんにて2本催しがあります。どちらも気楽な会なので、お会いできたら嬉しいです。

7/17(日)「(More of) Widescreen」は、シンガーソングライターの関美彦さんと、インスタントシトロンの片岡知子さんが歌ってくださいます。関さんとは、坂本寛くん経由で何度か日曜SMiLEをご一緒させていただいたご縁でして、出国前に何かやりましょう、と言ってくださったので久々にWidescreenのタイトルを引っ張り出してきてみました。

ちなみにWidescreenは、今は亡き下北沢REVOLVERで、お店の閉店に伴い終了したリスニング系の会というか、レコキチ発掘報告の場というかです。もう終わってから6年も経つんですね。

翌週7/23(土)の「T-BREEZE」は、kaname partySOSという僕も大好きなパーティの選曲者が集結します! タイトルからしてチャラいですが、kanameやSOSのホームパーティっぽいシェア感が出たらなあ。

よろしくお願いします。


(More of) Widescreen
2011.7.17 sun 18:00-23:30
@SHIBUYA SMiLE (http://www.udagawasmile.com/)
DJs: 瀧坂亮、藤井陽一、鈴木克巳、木村浩章、坂本寛
LIVE: 片岡知子 c/w 関美彦
Information: http://twvt.us/widescreen

T-BREEZE
2011.7.23 sat 14:00-20:00
@SHIBUYA SMiLE (http://www.udagawasmile.com/)
300yen+1breeze

navigators:
takisaka
sakakibara
sawadadaisuke
saimaru
4N

Information: http://teebreeze.tumblr.com/

20110709

7/5 tue

早寝早起きで柏3日目の朝。届いた荷物の整理や環境再構築で手を動かす作業が依然として多いが、合間にちょこちょこネットも見られるように。起き抜けに見たbump.yの新曲が素晴らしい。KARAのプロデューサーであるsweetuneことハン・ジェホ&キム・スンスのコンビが手がけたもので、嬉しいことに往年のKARAの甘酸っぱいぶりっ子路線を思わせる曲調。自分はK-POP一般じゃなくて、KARAとこのチームのこういう路線が好きだったんだよなー、と再認識する。

▼bump.y / Kiss!

曲そのものは80sのMTVヒット風というかシンディ・ローパーの「ハイスクールはダンステリア」なんだけど、ヒップホップ的なテイストとか、今風のサウンドプロダクションが絶妙に施されていて、彼らのこういう「洋楽」の消化の仕方に自分は魅力を感じていたんだよなー、と。

7/4 mon

妻の出発の日。ホテルで起床し、9時ごろ送迎バスで空港へ向かう。妻の友人が数人見送りに来てくれるが、特に湿っぽい展開などもなく、別れは実にあっさりしたものであった。さすが態度のデカさで仲間内から「社長」とあだ名されているだけある……。ひとり成田線経由で柏に帰宅。

帰宅後ネット周りの環境を整える。夕方ようやくそれなりに使える状態になったところで、久しぶりにパソコンのブラウザからTwitterを見たり。よく考えたら、常時接続環境に戻るのは金曜深夜から3日ぶりくらいだ。なんにも追えてない。けど、ネット上のリアクションの連鎖から切断された気楽さを久しぶりに味わう。

7/3 sun

柏行きにした引越荷物の受け取りということで、朝9時にはまた業者にたたき起こされる。7月中に使うレコード4箱、CD3箱、その他重要書類や生活雑貨などしめて33箱分。受け取りを済ませ、自分は元の住居の退去立会いをするためふたたび学大へ。カーテンもなくガランとして明るい元・我が家で、書類にサインするともうおしまい。業者に見送られて部屋を出ていくのがなんか変な感覚だった。

渋谷でお使いを済ませて柏に戻ると、翌朝のフライトに向けて妻がすっかり旅支度を整えている。夕飯を済ませ、母の運転で成田空港にいちばん近いホテルへ。行って初めて気づいたが、宿泊先の「成田エアポートレストハウス」は空港港内にあるため、途中で検問がある。ゲートを車両で通過しながら、ヨーロッパの国境ってこんな感じだろうか、と思うなど。自分も付き添って一泊。

7/2 sat

9時に引越業者を迎える。梱包はお任せなんだけど、家財道具を倉庫保管、ドイツ行きの航空便、柏の実家送り、の3パターンに仕分けなければならないため、結局完徹で作業。7月にも少しDJ予定があるので、レコード、CDは最低限使いそうなものだけをざっくり柏に残しつつあとは倉庫送り。

海外引越しということで梱包が異常に丁寧で、エアークッションや紙で厳重にくるむので思ったより時間がかかる。また倉庫と航空便の物品は全部保険をかけるのでリストアップして値段を書かされた。

結局預けるものをすべて預け終わったのは20時過ぎ。ヘトヘトな状況で食べた学大最後のメシはまさひろ珈琲店のビーフカレーでした。うまかった……。

母の運転で夫婦2人柏に着いたのは24時ごろだったか。後述する「日本のテレビをドイツで見る」ために必要な環境づくりに手をつけてしまったりし、寝たのは2時頃とか。

7/1 fri

最終出社日。学芸大学の住まいも引き払い、これから8月あたまのドイツ行きまで、柏の実家で在宅仕事で続けることに。月曜には一足先に出国してしまう妻も最後の送別会で忙しいようだったので、夕飯はひとり浅野屋に寄り学大の町との別れを惜しむ。翌朝には引越しのトラックが来る。

会社のデスクを片付けていたら、懐かしいものが出てきた。2009年11月23日池袋東武屋上、未来へススメ!ツアー(新秋ジャイアントツアー)のほんとのファイナル。自分は握手3人分とサインが済んでから会社に戻ってしまったため最後を見届けていないが、イベントは18時過ぎまで延々引っ張った挙句、最後にファンの円陣でももクロちゃんを囲み乾杯をやったという曰くつきの日ですね。

20110619

Idolpops for Y'all〜おいしい水〜


今週末土曜日に秋葉原MOGRAにて。

通算4回目となる今回の「Idolpops for Y'all」は、ライブゲストがいま話題のtengal6さんということで個人的にも楽しみにしています。DJ陣のバラエティ感もありそうでない感じ。



個人的には、前回お伝えした通り8月でいったん東京を離れることになりますので、その前にぜひ皆さんにお会いできればと思っています。

Idolpops for Y'all 〜 Bittersweet Samba 〜
2011/6/25(土)22:30〜
秋葉原MOGRA http://club-mogra.jp/

◆Charge
adv.:\2,000
door:\2,500
☆with 1D & freeおいしい水!!

◆DJ
takisaka(@takisaka)
サカキバラ(@momosatsujin)
HOME CUT(@djhomecut)
spo0n(@spo0n)
maezono(@maezono)
東高円寺のん(@nobinobi_nontan)
beach on the SEX!!!(@fukutake029 & @edoyaborsch)

◆Live Guest
tengal6

◆VJ
アニオタ(@aniota)
ホンマカズキ(@homma_kazuki)
佐々々々木希(@moteslim)

◆Food
ちぇりぃ☆えんじぇる(@yu_gi & @ayayasensei)

◇Information
http://ipopfa.blogspot.com/
Twitter:@IpopFA #IpopFA

20110607

おしらせ

8月から1年弱ほど東京を離れることになりました。
行き先はドイツのデュッセルドルフです。海外移住。

放射能汚染の進行する日本に愛想を尽かせ、
脱原発先進国の実情に学ぼうと思い……
というのはぜんぜんウソで、
家族の仕事の都合に乗るかたちなのですが。
自分のいまの仕事も、通信で続けられる部分を続ける予定です。

一部の友だちには、話の流れ上伝えていたりもしていて、
心配されたり、1年だけとかうらやましいと言われたりでしたが、
自分としてはまあチャンスだなと思って行くことにしました。
ドイツでも西の端の方なので、オランダ、ベルギーが近く、
ロンドンやパリにもわりと気軽に移動できるようなので楽しみ。

というわけで、さしあたり6、7月はみなさん遊んでください。
ご報告でした。

20110525

小沢健二

2010/5/25オザケン中野サンプラザ公演。個人的にソロよりもどっちかというとフリッパーズが好きだったこともあり、当初申し込むつもりもなかった先行抽選、なんとなくエントリーしたら意外な良席が当選してしまい迎えた当日。1階9列目、バンドの顔も見える距離。

今回のツアーに『LIFE』期のバンドと曲で挑むと宣言されたときすぐに思ったのは、懐メロ歌手を見たくないということで、オザケンが団塊ジュニア世代にとっての郷ひろみとなって甘いファンキーソウル歌謡を歌うという絵図は最悪だろうなということ。しかし目の前に現れたのは、三上寛だった……

喉を開きピッチも怪しいまま、とにかく全力で歌い切る痩せっぽちな男。あの生真面目でいっぱいいっぱいな声の存在感があまりに異形過ぎて、ダンサブルな曲でも呆然と立ち尽くし聴き入ってしまう……。すかさず挟まれるMCともポエトリーリーディングともつかぬ鋭い言葉の投げ礫。

もうひとつの懸念。「靴は直しながら履くのがかっこいい」的な、文章などから断片的に漏れ伝わる価値観は、かつてハイテンションな王子様でありトヨタ車のCM歌手だったラブリー小沢の姿とは対極に思えた。そうした自身の過去、日本、大衆音楽や消費の楽しみといったものに、どう対応するのか?

結果は不安を拭ってあまりあるほどで、「この街の大衆音楽の一部であることを誇りに思います」と発言し、カローラIIに乗って買い物に出かけたり、プラダの靴が欲しいだなんて口に出していってみたりする大衆のつつましい楽しみを全肯定したものだった。いや、そういう取れる演出だった。

mixi小沢コミュのセットリストはネタバレだが、あれだけ読んでもなにも伝わったことにはならない。終始異常に熱いことしか起こってない(笑)ので、現行メディア上の小沢をいぶかしがっているひとほど観て欲しいなと思った。自分もそうだったから。

  ★  ★  ★

上記は、とりあえず当日帰宅した後にさっと書いてtwitterに投げた内容を修正したものです。とにかく予想もしなかった内容であったことは事実。すごい熱かった。それもパーティチューンで爆発するような熱さじゃなくて、わりとそれぞれにバラバラな想いを抱えながらもこの時間だけこのひとの存在に見入ってしまう、っていうような、内からじわじわ来る感じの熱さ……。

2000年代に出た、それこそ熱心なファンしか聞いてなかったようなアルバムを聴く限り、この人はもう自分の歌(歌声)を否定してしまったんだ、っていうふうに理解してたんだけど、それがまさかの3時間熱唱ですからね。しかも自分のキャリアでいちばん大衆音楽に接近した(=音楽ツウ以外に届いてた)時代の楽曲を携えて。それで異常な気合で挑みまくった結果、誰も登れないとこに行っちゃった……という感じすらして、あの日は凄いもんを見ました。

20110408

4/7 thu

帰宅し、8日金曜夜の「SHINee Night」のための仕込み。といっても自分は選んでもらった曲(全曲SHINee)を並べ直してかけるだけだけど。渋谷宇田川町・喫茶SMiLEで20時半から終電くらいまでだそうです。
http://www.facebook.com/SHINeeNight
http://twitter.com/shineenight

4/6 wed

19時台にたまたまももクロの「かなことペヤ」ってUstreamの番組があって、いつもは夏菜子とメンバーのだらだらした対談でしかない(ゆえに素の表情がたくさん見れて楽しいともいう)このシリーズなんだけど、結果的に4・10中野サンプラザでのあかり脱退予定ライブへ向けメンバーの心情が吐露された壮絶なドキュメントになってしまっていた。

あかりと夏菜子の対談中にマネージャーが「じゃあ、10日は夏菜子にとってどんな感じ!?」とかサラッと振ったところで空気が一変。夏菜子が涙目になって突っ伏し、一瞬フレームアウトしてしまう。二人が「言われなくても通じていた」想いを面と向かって通わせはじめると、横からしおりんの嗚咽が聞こえてくる。その場にいた4人が画面に揃う。あーりんはすっかり覚悟を決めてる。途中までSKi関係の新番組とジェーン・バーキンのチャリティライブを3画面平行で視聴してたりしたんだけど、もう無理だった。同時視聴者は最終的に2300人台までのびたようだ。

20110406

4/5 tue

特筆する日記もないんだけど、アイドル曲の「情報源」とか友達に言われたので、他人のネタでお茶を濁す。おなじみ胸キュニさん(@mnknst)のジャニ系良い曲セレクション新作。毎度その聴き込みぶりと一貫した趣味の良さにうならされる。今回もメロウでポップでソウルフルで……と皆が夢見る理想の男性アイドル曲が的確にトレースされる信頼のクオリティ。今後は放送専用アカ(@mnknstream)をチェックしとくとよいのかもしれない。

me&johnny's vol.4 - ARASHI(セットリスト
Watch live streaming video from mnknst at livestream.com

20110405

4/4 mon

通常業務。夜Nさんから本受け取りがてら新宿で飲む。地震と原発事故と都知事選が重なって、みんながこれまでなかったような感じでポリティカルな意思をすりあわせようとモヤモヤしてるこの感じについて、などなど世間話。

たしかに事故以来、ストレートな被災の苦しみや被曝への不安、といった話だけじゃなくて、不安を煽られることに対する反発とか、安心を言い過ぎることに対する反発とかっていう、他人の発言に対するメタなリアクションでも消耗していく感じは、特に首都圏であるほどある気がする。それと同時に、ノンポリの極みみたいな人にも「脱原発」的な言葉が届いてるのをみて希望を感じたり、逆に知性的と思ってた人が単に軸のない概念の遊びが得意なだけだったと気付いてがっかりしたりする、といった機会も増えたような。

まあ雑にまとめると、ツイッターの見すぎよくない。

東京女子流「鼓動の秘密」MVがYouTubeでも公開される。返す返すも良い曲良いビデオ。ダミアン・ハーストみたいなグロい標本モチーフが、本人たちや曲の甘美さと良いバランスだなーと。

4/3 sun

夕方から、自分も選曲係で呼ばれた「GIMIXX.05」@青山 蜂。蜂ほんとに久しぶりだったけど2階のガラス窓で外光が入り込んでくるあの感じやっぱり好きだ。2フロア制で相変わらずすごい数のDJ、すごい数のお客さん、すごい熱気と湿気。やってる最中は楽しいかぎりだったが、まあなんというかみんな生きててよかった。イベントとしてチャリティ的な看板を出さないのはこの時期逆にひとつの見識かもしれない、とかも思った。

4/2 sat

中目黒で沖縄料理食べてついでに目黒川の様子を見る。木によってまったく咲いてないとことの差があったけど咲いてるところはけっこう咲いてて、全体で言えば五分という感じ。帰ってきてGIMIXXの仕込み。昨日東京女子流のUstreamで発表された「鼓動の秘密」MVの衝撃があり、なんとなく女子流がライブでやってるセットリストを意識した内容に傾く予感。

4/1 fri

日本でエイプリルフールが年度はじめと重なっていることについての実害、とか誰かがいつか書いてた気がするが、地震・原発事故後の混沌としたタイムラインに今日はいっそう読解努力が必要な空気があった。夜に「涙9 春のフォークジャンボリー」@モナレコ。まつきあゆむ、スカート、CITROBALなど初見。その他お友達など。帰ってミューサタ見て就寝。

20110131

Idolpops for Y’all、アイドルミュージックスクール2

■あけましておめでとうございます。昨年は長らく続けたP.R.O.M.を活動休止した年でもありましたが、なぜかアイドル選曲でのDJのお誘いが増えた年でもありました。というわけで2月の予定もアイドル系で2件。というか2日連続です。

■2/11、秋葉原MOGRAの「Idolpops for Y'all」は通算3回目。STAR TOURS仲間のカンダチくんとか、安田理央さんのVJなどいままでない人も参加とのことで楽しみです。個人的にはトキスクの
A*keyさんのDJと新生スイサンズのライブが楽しみだな。

■翌12日「アイドルミュージックスクール2」は、ライターの岡島紳士さんと岡田康宏さんの著書&DVDマグ発売記念イベント。
『グループアイドル進化論』は僕も読ませてもらいましたが、グループアイドルの歴史とAKB48以降のビジネス手法などがコンパクトにまとまってておすすめです。特にももいろクローバー論とスタッフインタビューは必読。
トークや撮影会など盛りだくさん。僕は早い時間にグループアイドルの40年史を振り返るような選曲でやろうかと思っています。IpopFAとのセット割もあるそうなのでよかったら。
Idolpops for Y'all 〜 Bittersweet Samba 〜
http://ipopfa.blogspot.com/
2011/2/11(金・祝)22:30〜
秋葉原MOGRA http://club-mogra.jp/
2000円+1D=2500円

◆DJ

takisaka
/トーニャハーディング
/spo0n/
A*key/
みぎてつや
/moteci/
kandachi
◆Skype Guest(Interviewee)
沖井礼二
◆Live Guest
SWEETSOUNDS [renewaled!] http://www.myspace.com/suisans
◆VJ

安田理央 ☆show time有
アニオタ
DeLPi

☆参加登録の上チョコレート持参の女子500円OFF
*「アイドルミュージックスクール2」割引有(詳細追記予定)
『グループアイドル進化論〜「アイドル戦国時代」がやってきた!〜』『NICE IDOL(FAN) MUST PURE!!! vol.2』発売記念
アイドルミュージックスクール2
http://nifmp.blog57.fc2.com/blog-entry-33.html
2011年2月12日(土)14:00-18:20
¥2500(1D)
新宿EXIT(非常口)
http://www.hijouguchi.com/club.html

トーク
中森明夫(アイドル評論家)×北川昌弘(アイドル評論家)「僕らの本、何点ですか? グループアイドルの過去と現在」
竹中夏海(アイドル振付師)×鎌田紘子(アイドル評論家アイドル)「女ヲタガールズトーク アイドル戦国時代」

撮影会
うしじまいい肉

guest DJ
前山田健一

DJ takisaka/aniota/ayk*
VJ aniota/佐々々々木希

MC 岡島紳士 岡田康宏